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はじめまして、橋本 望です。
2020.05.26
◆◆東京都新宿から一駅、京王線笹塚駅徒歩5分の
カウンセリングルーム・フィーレストです◆◆
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みなさま、こんにちは。
4月から、フィーレストの仲間に加わることになりました。
橋本 望(はしもと・のぞみ)と申します。
どうぞよろしくお願い致します^^。
さて、まもなく終わりを迎えそうな“Stay Home”の時間ですが、
皆さま、どんなふうに体験されていらっしゃるでしょうか。
ふだん外でアクティブに動かれていた方は、ずっと家にいるのは不自由に感じられるかも
しれませんね。
もともとお家時間がお好きな方の中には、プレッシャーなくゆったり過ご せてむしろ快適、
という方もいらっしゃるでしょう。
でもきっと、タイプに関わらず、いつもよりも生活がゆっくりになったなぁという方が
ほとんどではないでしょうか。
(最先端で踏ん張ってくださっている医療関係の方や流通関係の方は、真逆かもしれませ ん。
医療や暮らしを支えてくださっていること、心から感謝いたします。)
私は、ふだんよりも「生活している」実感があるなぁと思います。
これまでも、けっこうインドア派でお家にいる時間は長めだったのですが、
それでも違いを感じます。
といっても、特別なことは何もないのです。
小さなベランダ菜園の、タネから発芽した小さな緑たちに感動したり…。
近所の公園や道端の花や緑のまぶしさにしばし浸ったり…。
初めてお米パンを焼いてみて、あんまり膨らまなかったけど、モチモチ感を楽しんだり。
ささやかだけど、小さな喜び。
ちょっとした幸せ。
作家の村上春樹さんが、「小確幸(しょうかっこう)」と名づけていらした、
“小さいけれど、確かにそこにある幸せ”に、気づく時間が増えたように思います。
社会の動きがゆっくりになって、自分の活動のペースもいつもよりもスローダウンしているから、
これまでは目を留めてなかったり、目に留まっても他のことに意識が移っていたことを、味わえ
ているのかなーと感じます。
実は、Somatic Experiencing®アプローチでも、こんなふうに「スローダウン」「ペースダ ウン」することを大切にいたします。
ふだん、“ツルツル”っと動いて、さっと通り過ぎてしまうところを、いわば、
“ツゥ~ル~リィ、ツゥ~ル~リィ…”と時間を引き延ばすようにスローダウンしていくと、
そこに埋もれていたような小さな反応が、ふんわぁりと、表にあらわれてくるのです。
まるで地中にあったタネが、時を得て芽吹き 小さな芽から、双葉へと伸びていくように
身体のなかに残っていたエネルギーが ほどけ、動き始め、新しい展開が生まれていきます。
そうなんです。
トラウマとは、きっと芽吹くのをじっと待っている地中のタネのようなもの。
安全安心につながる感覚と、スローダウンしたゆったりした場に出会ったとき、その内にある
可能性が動き始めます。
クライアントとしてお会いする皆様のエネルギーが動き出すのを見守っているのは、 我が家の
ベランダで芽吹いたルッコラの芽を見守っているよりもはるかに大きな感動と喜びに満たされる瞬間です。
対面セッションの再開は、緊急事態宣言が解除されて以降、代表の日高からアナウンスがあると思いますが、お問い合わせは今も受け付けております。
ご縁のある方と、SE™プロセスをご一緒できることを、心から楽しみにしています。